これまでもホテル三日月グループでは、省エネルギー対策と致しまして、照明器具の早期LED導入、空調設備における設定温度適正化の徹底や、ロビー等ガラス面において遮熱フィルムを活用した日射量の抑制による空調設備の負荷低減や、予約状況に応じた客室フロアの集約(未使用フロアの消灯)等、各所において省エネルギーへの取り組みを推進して参りました。
　しかし電力消費において、当グループの重要商品であるスパ温浴施設における濾過機・モーター機器関連の稼働や、宴会場・飲食会場等パブリック部分における照明・空調等の電気エネルギー消費量が占める割合が非常に高く、大幅な省エネルギー化は厳しい状況でございました。
　これらの実情を踏まえ、また昨今の環境問題や電力需給を考慮致しまして再生可能エネルギーの導入を検討し、太陽光発電事業に参入致しました。
　なお、発電所は見学希望者の受け入れ体制を設備する予定であり、観光バスツアーなどの見学コースの一環として取り入れられる事で、環境問題の啓蒙の一助になる事も願っております。
　私たち、ホテル三日月グループは、さらなるクリーンなエネルギー供給に努め、人に、未来に優しい付加価値の高いホスピタリティ・サービスを目指して参ります。